トウキョウダルマガエルの鳴嚢

2013.06.07(Fri)

先月末に家のわりあい近くでトウキョウダルマガエルのいる田んぼを発見して以来、4時起きしては通う日々です。トウキョウダルマガエルの雄は縄張りを持ち、水面で雌を待っています。

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(20130607 千葉市若葉区)

その姿はなかなか堂々としたものです。口元にアメンボがくっついてますけど。

両頬の下側に黒い部分があるのがお分かりになると思います。これが鳴くための袋・・・「鳴嚢」です。鳴く時にふくらますとこうなります。

IMG_9025.jpg
(20130607 千葉市若葉区)

ただぷかぷか浮かんで待っているだけでは雌は来ませんので、自分から声を出して呼ぶわけです。そこで肺いっぱいに吸い込んだ空気をこの鳴嚢で反響させて大きな声を出すのです。十分にふくらむとまるでボール。

IMG_9042.jpg
(20130607 千葉市若葉区)

カエルの鳴嚢の位置は種類によって違い、身近なところではトウキョウダルマガエルやヤマアカガエルでは頬の横に一対あり、ニホンアマガエルやシュレーゲルアオガエルは顎の下に大きいのが一つあります。ニホンアカガエルなどはほとんど鳴嚢を持たず、わずかに顔の両側をふくれさせるだけです。



いまや、私のようにしょっちゅう田舎をうろうろしている人間にとってさえ、トウキョウダルマガエルは「見つかると嬉しい」生き物になってしまいました。おそらく、いま50歳以上の、農村で育った人に上の動画を見せれば、ほぼ全員が全員、「昔はよく聴いたけど・・・」と言うのでしょうが・・・

※トウキョウダルマガエル
環境省レッドリスト・NT(準絶滅危惧)
千葉県レッドリスト・B(重要保護生物)
千葉市レッドリスト・A(最重要保護生物)


▽トウキョウダルマガエルに関する過去の記事

田んぼで鳴くトウキョウダルマガエル 2013.5.30

三面張り水路のトウキョウダルマガエル 2011.7.29

千葉市の両生類 2010.1.24

トウキョウダルマガエルのオタマジャクシ 2009.8.1

トウキョウダルマガエル 2009.6.19
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Category: 両生類

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大島健夫

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1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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