イチモンジセセリ

2008.07.12(Sat)

地味なちっちゃいガだと思っている方も多いでしょう。しかし、イチモンジセセリはセセリチョウ科に属する立派なチョウです。



  

(20080710 千葉市若葉区)


これはアカツメクサの蜜を吸ってるところですが、キマダラセセリなどと同じく、翅はデルタ翼+垂直尾翼二枚の形なのが右の写真でお分かりいただけるかと思います。


市街地からかなり高い山の上までどこにでも見られる、たいへんありふれた虫ですが、それだけに不明な部分も多いのです。この蝶は幼虫で越冬するのですが、それが可能なのは関東以南であり、暖かい季節の間に世代を繰り返して北上していった成虫が秋に産んだ卵は寒さのために死んでしまいます。それでも、イチモンジセセリは北上をやめず、中には毎年、遠く北海道にまで渡ってゆくものさえいるのです。そのような、越冬限界点を越える不思議な北上行動は『死滅回遊』と呼ばれるものであり、蝶類では他にウラナミシジミやヒメアカタテハなどが行うことが知られています。


この日は運が良く、求愛行動が見られました。



  

(20080710 千葉市若葉区)


下のが雄です。一生懸命雌のお尻をつついて迫っているのですが、雌には今のところあまりその気がなく・・・。しばらく見ていましたが新展開が何もないので失礼させていただきました。

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Category: 昆虫類・チョウ目

19:19 | Comment(7) | Trackback(-) | EDIT

COMMENT

くーこぶるーばーど #79D/WHSg

1. 無題


うーむ。
どこかで見たような、ないような、そんなチョウチョさんです。

2008.07.13(Sun) 02:43 | URL | EDIT

tak #79D/WHSg

2. たぶん


>くーこさん
おそらく、見たことはあるのではないでしょうか。
また、これとは違う種類でも、セセリチョウの仲間はたくさんいます。野外で出会ったら是非、どんな模様だったかチェックしてみてくださいね。

2008.07.13(Sun) 20:59 | URL | EDIT

くーこぶるーばーど #79D/WHSg

3. 無題


わかりました。隊長。

しかしですね・・・・飛ぶ昆虫さんって、飛ぶので、なかなかじっとしててくれないんですよねー(^^;

takさん、すごいなあって思うのは、よくまあ飛ぶ皆を相手に綺麗に写真を撮ってます!ってことです。さすがですね。


2008.07.14(Mon) 02:59 | URL | EDIT

tak #79D/WHSg

4. 無題


>くーこさん
とまっているところを撮ると簡単ですよ~。

2008.07.14(Mon) 20:46 | URL | EDIT

くーこぶるーばーど #79D/WHSg

5. 無題


と・・・とまってくれないんですよ(^^;なかなか。
私、天敵だと思われるのかも・・・。

2008.07.15(Tue) 03:35 | URL | EDIT

tak #79D/WHSg

6. むずかしいですよねえ


>くーこさん
そうですよね。昆虫には昆虫の都合があるので私もなかなか思い通りには撮れません・・・。基本的には、ゆっくり近づき素早く撮る・・・のがいいのではないかと思います~。

2008.07.15(Tue) 19:06 | URL | EDIT

くーこぶるーばーど #79D/WHSg

7. 無題


なるほど~。
がんばってみます(^^)

2008.07.16(Wed) 02:34 | URL | EDIT

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プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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