ヤマタニシ

2013.07.31(Wed)

山の中の落葉が積もったところなどで、「殻にフタのついたカタツムリ」を見たことがある方がいらっしゃるかもしれません。房総半島だったらたいていの場合、それはこれ、ヤマタニシです。

IMG_0712.jpg IMG_0720.jpg
(20130731 千葉市若葉区)

殻の直径は2cmほど。まるで皿のようなフタがくっついています。名前が示す通り、タニシのような「前鰓類」に属する仲間で、いわゆるカタツムリとは分類学的にもちょっと異なっています。よく見ると形態もかなり異なっており、例えばツノは2本しかなく、しかも眼はその先端ではなく根元についています。

林床に生息し、移動能力の低いヤマタニシは、開発などで一度その地域の個体群が絶滅すると回復がたいへん困難で、そういう意味からすると非常にデリケートな生き物です。里山にはこのような生き物があまり知られることもなくひっそりと生息し、そして多くの場所で、あまり知られることもないままひっそりと消えてゆこうとしています。

※ヤマタニシ
千葉市レッドリスト・C(要保護生物)
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Category: 貝類

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Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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