トドノネオオワタムシ

2013.12.07(Sat)

12月6日の午後、私は特定秘密保護法案反対のデモに参加するため国会正門前にいました。

私がいたゾーンの周辺を、綿くずのような姿をした体長4mmくらいの虫がふわふわと飛び交っていました。

IMG_4062.jpg
(20131206 東京都千代田区)

カメムシ目アブラムシ科のトドノネオオワタムシです。その外見から「綿虫」また冬の訪れ近くに現れることから北海道などでは「雪虫」とも呼ばれます。まじまじとよく見るとハエのようでもありカのようでもあり、でも違うという独特の雰囲気です。

この虫が初雪を告げるかのように現れるのには理由があります。まず、越冬はヤチダモなどに産みつけられた卵の状態で行い、春来て孵化、羽化した成虫は翅を持っており、今度はトドマツの木に移動し、その根に寄生して暮らします。ここでじゃんじゃん雌だけで単為生殖し数世代を経ますが、最後に晩秋に羽化したものだけが再び翅を持っており、これがまたヤチダモなどに移動して産卵し、死ぬのです。つまり、私はたまたま、国会正門前でそのサイクルの移り変わる瞬間に立ち会っていたというわけだったのでした。
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Category: 昆虫類・カメムシ目

21:56 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

COMMENT

南風 #-

トドノネオオワタムシ、私もよく似た虫を以前見つけました。
でも、宮崎県内にはヤチダモやトドマツがなく???状態。
専門家に調べてもらって別種のヒイラギハマキワタムシとわかりました。
自然界、なかなか奥が深いです。

そんな困難なことにも負けない虫たちを見習って、私たちも負けずに「特定秘密保護法案」をほおむり去るために、今の自民党政権をもう一度倒しましょう。

2013.12.08(Sun) 09:56 | URL | EDIT

大島健夫 #-

>南風さん
特定秘密保護法案は、環境保護、生態系保全という観点からも非常に問題があるように思えますね。

我々もできることをしっかりやっていきましょう!

2013.12.08(Sun) 21:08 | URL | EDIT

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プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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