DAYLIGHT RAMBLER

日々に出会った様々な動植物について綴っていきます。文章及び画像の無断転載禁止。

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スッポンの「赤田さん」・2014年

さてさて、今年もスッポンが冬眠から目覚めて姿を現す季節がやってまいりました。期待とともにいつもの川に向かいます。

対岸に、何やらひらべったいビニールパックのようなものがあります。

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(20140329 千葉市若葉区)

ふっふっふ、しろうとさんはごまかせても、長年貴様らを追いかけているこの私はごまかされんぞ。貴様はゴミじゃない。スッポンだ。そして「赤田さん」だ!(この川のスッポンの個体識別と名前についてはこちらを参照)

この「赤田さん」は、春先はのんびりしており、相当近づいても逃げ出さないことも経験で知っているので、すぐさま数百メートル走って橋を渡り、対岸へ。真上から見下ろすとこんな感じです。

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(20140329 千葉市若葉区)

「赤田さん」はつややかな赤みを帯びた背甲が特徴的なのですが、今年はなんだかいつもより痩せており、傷も多いようです。昨年秋の台風による大増水、冬の大雪と水生生物にとっては苦難が続いていたことでしょう。正直なところ、会えただけでもホッとしています。ちなみにこの「赤田さん」が、私が2010年の5月にこの川で初めて出会ったスッポンです。あの時の驚きと喜びは忘れられません。

少し斜めから見ると、まるで団扇のような天地に薄い体つきと、ヒレ状に進化した手足など、その姿が水中での生活によく適応していることがわかります。眼だけはきょろきょろ動かしていますが、この体勢のまま微動だにしません。

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(20140329 千葉市若葉区)

それにしても、この「赤田さん」、毎年、日光浴に現れるポイントが10mとずれていません。これはこの川で私が観察を続けている他の3頭、「大田さん」「青田さん」「小田さん」もだいたい同じです。都市公園の池などに住んでいるスッポンはともかく、千葉の河川で見るスッポンは、日中は晴れていれば多くの時間を日光浴に費やし、夜に動き回っているようです。とりわけ、朝から午前中には、このようにほとんど不動で陽光を浴びている光景をしばしば目にします。見慣れればかなり遠くからでもそれがわかるのですが、スッポンは川岸の泥そっくりな体色の上、半分体を水面から出していてさえ、ゴミが浮かんでいるように見えたりもします。私は一通り写真を撮ったあと、かなり離れた場所から見ていたのですが、その間に「歩こう会」みたいな方たちが数十人単位で真上を通ったにもかかわらず、誰一人としてこのスッポンには気づいていませんでした。

***

さて、生き物とは特に関係ありませんが、ここでちょっとお知らせです。マイナビさんの企画で、電子書籍を出版いたしました。12篇入りの詩集です。

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(なお、Amazon kindle書籍の買い方、読み方については、こちらをご参考になさってくださいませ)

※スッポン
環境省レッドリスト・DD(情報不足)
千葉県レッドリスト・情報不足
千葉市レッドリスト・X(消息不明・絶滅生物)


▽スッポンに関する過去の記事

スッポンの「青田さん」 2013.3.29

清澄庭園のスッポン・2012年7月 2012.7.18

清澄庭園のスッポン 2012.6.8

スッポンの「小田さん」 2012.5.25

スッポン・2012年 2012.3.30

スッポンの日光浴・その2 2010.7.28

スッポンの日光浴 2010.7.16

スッポン 2010.5.13
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[ 2014/03/29 17:11 ] 爬虫類 | TB(-) | CM(0)
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