ハンミョウ

2014.05.11(Sun)

日本産の美しい甲虫と言えば、タマムシと並んでこの虫を挙げる方が多いかと思います。ハンミョウです。

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(20140511 市原市)

体長は約2cmほど。その色合いは本当に鮮やかなもので、飛んでいても歩いていてもよく目立ちます。太陽光線の当たり方ひとつでかなり異なる趣をも見せ、例えば日陰の土手などにとまるとこんな感じです。

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(20140511 市原市)

実はこんなきらきらした姿をしているのはその太陽光線と関係があり、この体色と光沢とで、光を効果的に反射し、直射日光下での体温の上昇を防いでいるのだそうですから、言ってみればこの美しさは異性にアピールしたりするための美しさではなく(雌雄同色)、実用上の必要性があってそうなっているのが、たまたま我々人間には美しく見えているのだということになります。

そもそも、まがまがしい大顎が示す通り、この虫の本性は獰猛な殺し屋です。成虫は地上を回って様々な虫を捕え、幼虫は穴の中で待ち伏せてやはり様々な虫を捕えます。人間が近づくとスッと飛び上がって少し先に着地するところから「道教え」という異名もあります。私はゆっくーり近づいて撮影させて頂きました。ちなみによく「ハンミョウの毒」ということが言われますが、毒があるのはツチハンミョウやマメハンミョウ。この虫はいっさい無毒です。


※ハンミョウ
千葉市RDB・A(最重要保護生物)
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Category: 昆虫類・甲虫目

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大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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