シマゲンゴロウの幼虫

2014.06.11(Wed)

谷津田の土水路に網を入れていて、顎の大きいエイリアンみたいなのを掘り出しました。シマゲンゴロウの幼虫です。

20140611.jpg 201406111.jpg
(20140610 袖ヶ浦市)

こんな恐ろしい見かけをしている生き物はだいたい殺し屋に決まっていますね。ゲンゴロウの幼虫は、成虫と同じく肉食で、この顎で小さな水の中の生き物を捕食します。捕食者としてはむしろ成虫よりも恐ろしい面があり、獲物に噛みつくとすかさずタンパク質を分解する消化液を注入して体組織を溶かし、それを吸い取るという水生カメムシ類みたいな食べ方をするので、捕まった獲物はまず助かりません。また成虫と異なり、生き餌だけを食べます。このような終齢幼虫となると、体長も成虫の2倍くらいあります。

シマゲンゴロウは春から初夏に交尾・産卵し、夏には羽化して成虫となり、そのまま成虫で越冬します。幼虫は通常、田んぼのような止水で成長します。この個体はきっと、前の日までの雨で谷津の上のほうの田んぼから流れてきたのでしょう。

※シマゲンゴロウ
千葉県RDB・D(一般保護生物)
千葉市RDB・B(要保護生物)


▽シマゲンゴロウに関する過去の記事

シマゲンゴロウ 2011.9.15
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Category: 昆虫類・甲虫目

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Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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