シマゲンゴロウの幼虫、オタマジャクシを捕食する

2015.05.17(Sun)

谷津田にもすっかり水が入り、青い稲が美しい季節になりました。稲の茎などを目を凝らしてよーく見ると、あちこちにこういうのがたたずんでいました。

20150517.jpg
(20150514 袖ヶ浦市)

シマゲンゴロウの幼虫です。以前にも紹介した通り、このひとは恐ろしい水中の殺し屋です。しばらく水の中をのぞいていると、やおらオタマジャクシを捕えました。

201505171.jpg
(20150517 袖ヶ浦市)

こうしたゲンゴロウの幼虫は、噛みつくと獲物の体内に消化液を注入し、組織を溶かして食べてしまうという、いわゆる「体外消化」を行います。この、幼虫の体よりも大きなオタマジャクシは噛まれてからわずか2、3秒で動かなくなってしまいました。

動画で撮り始めたのは、動かなくなった直後でした。



この消化液はそうとう強力で、人間が指など噛まれると非常に痛い上に治りが悪く、最悪の場合、蜂窩織炎を引き起こす場合もあるということです。取り扱いにはご注意を。

※シマゲンゴロウ
千葉県RDB・D(一般保護生物)
千葉市RDB・B(重要保護生物)


▽シマゲンゴロウに関する過去の記事
アメリカザリガニの死骸に集まるシマゲンゴロウetc. 2014.8.13
シマゲンゴロウの幼虫 2014.6.10
シマゲンゴロウ 2011.9.15





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Category: 昆虫類・甲虫目

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1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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