DAYLIGHT RAMBLER

日々に出会った様々な動植物について綴っていきます。文章及び画像の無断転載禁止。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

卵塊を背負ったコオイムシ

隣接した二枚の田んぼで管理者が違っていて、片方は農薬をよく使っていて生き物の姿がなく、もう片方はあまり農薬を使用しておらず畦道一つ隔てて生き物だらけ、という状況をしばしば目にします。

コオイムシも農薬の影響を受けやすい虫で、これが生息しているかどうかはその田んぼがどんなふうに管理されているかのひとつの指標ともなります。目の前をすうっと泳いでいくのが目にとまり、無意識のうちに思わず左手が出てしまいました・・・

20150610.jpg
(20150608 いすみ市)

ちょっと気持ち悪いですが、これは「卵を背負った雄」です。コオイムシは、雌が雄の背中に卵を産みつけ、雄はそれが孵化するまで守るのです。つまり雄は、卵を背負っている間は飛ぶことができません。この個体では、卵はほとんど孵化したあとですね。孵化後の卵塊はやがて剥がれ落ちます。

この「雄が卵を守る」習性は、コオイムシをそのまんま大きくしたような姿のタガメにも見られ、タガメの場合は、卵を背負うのではなく、水面に突き出た杭や植物などに産みつけられた卵塊にずっと侍し、外敵を見張り、水分を与え続けるのです。自然界には、そんな雄もいます。

※コオイムシ
環境省RDB・NT(準絶滅危惧)
千葉市RDB・A(最重要保護生物)


▽コオイムシに関する過去の記事
コオイムシ 2011.5.29
関連記事
スポンサーサイト
[ 2015/06/10 19:41 ] 昆虫類・カメムシ目 | TB(-) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。