モクズガニ(♀)

2015.07.21(Tue)

この日は谷津田の調査ミッション。前日に水路に仕掛けて頂いていたかご網を引き揚げると、モクズガニが入っていました。

20150721.png 201507211.png
(20150720 袖ヶ浦市)

ハサミが小さく、「藻屑」部分が少ないので、引っくり返しておなかを見るまでもなく雌であることがわかります。甲幅は6cmほど、脚の先から先までだと20cmくらいはありそうで、なかなかの迫力です。

この場所には毎月かご網を仕掛けて頂いて中身を調べているのですが、2012年の6月にもやはりモクズガニがかかったことがあります。さらに谷津の上部の湧水で子ガニを捕まえたこともありますから、普段は姿を見せないものの、近辺に生息しているのでしょう。モクズガニはこのような淡水で暮らし、成長するとある段階で海へ降りて交尾・繁殖を行い、そこで死にます。生まれた子ガニは成長とともにまた川を遡上してくるという生活史を持っています。誕生から繁殖して死ぬまで、その寿命は数年程度。このカニもやがて、死ぬために、生み出すために、海へと降りてゆくのでしょう。

※モクズガニ
千葉県RDB・D(一般保護生物)
千葉市RDB・A(最重要保護生物)


▽モクズガニに関する過去の記事
ギャラリーいなげのモクズガニ 2011.8.13

ちょっと少なくなってしまった里山の生き物たちちょっと少なくなってしまった里山の生き物たち
大島 健夫

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Category: エビ・カニ類

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Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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