タモロコ

2016.04.29(Fri)

タモロコもまた、房総半島ではモツゴなどと並んで、十把ひとからげのように「クチボソ」と呼ばれる魚のひとつです。しかし、モツゴよりも顔が丸く、また口ひげがありますので、よく見れば区別できます。

20160429.jpg
(20160428 袖ヶ浦市)

また、池や、河川でも流れの緩い場所を好むモツゴに対し、タモロコは比較的、流れの速いところでもよく見かけます。この個体もわりあい流れの速いところでつかまえました。

千葉県におけるタモロコは、自然分布ではなく戦前・戦中に人為的に放流されたものの子孫であるとされることが多い一方、いやそうではない、それ以前から生息していたのだという説もあり、その素性は謎めいています。いずれにせよ、ご多分に漏れずこの魚も、圃場整備による田んぼと河川との分断、河川改修、汚染その他により減少していることは確かで、我々の少年時代のように、そこらへんの用水路でテキトーに遊んでいれば網にかかるであろう魚ではなくなりつつあります。もっとも、そこらへんの用水路でテキトーに遊んでいる子供自体、ご存知のように今では様々な要因により絶滅しつつあるのですが・・・。

本当は美しい里山の生き物たち本当は美しい里山の生き物たち
大島 健夫

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Category: 魚類

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大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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