エビネ

2016.05.04(Wed)

山地や丘陵地の落葉樹林の林床に生育する代表的な野生ラン、エビネ。谷津の奥でささやかな群落をつくっているのに出会いました。

20160504.jpg
(20160504 佐倉市)

エビネは千葉県内ではほぼ全域に分布していたはずですが、美しい野生ランのご多分に漏れず、鑑賞目的・園芸用としての採掘のため、全県的に著しく減少しています。これは千葉県に限ったことではなく、エビネは沖縄県を除くすべての都道府県のレッドデータブックに、何らかの形で記載されています。こうした問題の際に、しばしば「山野草愛好家による採取・採掘」という言葉が用いられますが、「山野草を愛好している」はずの人たちがその絶滅に大いに手を貸しているわけで、果たして愛好というのは何なのかということを考えざるを得ません。

「海老根」という名前の由来は、ごつごつとした根茎がエビを思わせる形状をしているからです。日本列島以外では、朝鮮半島と中国南部にも分布しています。

※エビネ
環境省RDB・NT(準絶滅危惧)
千葉県RDB・D(一般保護生物)


本当は美しい里山の生き物たち本当は美しい里山の生き物たち
大島 健夫

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Category: 山野草

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大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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