ウメボシイソギンチャク

2016.05.09(Mon)

ウメボシイソギンチャクは、直径3cmほどの、美しい真っ赤なイソギンチャクです。

20160509.jpg
(20160507 銚子市)

これのどこが「梅干し」なのかと申しますと、潮が引いて触手をすぼめ、「口が閉じている」状態になるとなるほど梅干しそっくりに見えるからです。この写真を撮影した時はちょうど潮が満ちておりまして、そうした姿は撮れませんでしたので、想像で補ってくださいませ。このようなイソギンチャクの、岩にへばりついて「口をすぼめた」姿を見ると、ひからびて死んでしまうんじゃないかという心配にもとらわれますが、彼らは潮間帯の生活によく適応しており、そう簡単に死ぬことはありません。

ウメボシイソギンチャクは、無性生殖によって自分のクローンを育てて殖えます。

すなわち、雄雌に関わらず体内で子供を養い、それを口から吐き出して増殖するというなかなかすごい性質を持っているのです。なんとなく、『西遊記』で孫悟空が自分の毛を引っこ抜いて分身を作るというのを連想させるものがありますね。

本当は美しい里山の生き物たち本当は美しい里山の生き物たち
大島 健夫

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Category: 刺胞動物

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プロフィール

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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