ジグモ

2016.05.11(Wed)

建物の壁などに沿って地面に穴を掘り、袋状の巣をこしらえるジグモ。小さい頃にそーっと引っ張り出して遊んだ方も多いことでしょう。中身はこんなクモです。

20160511.jpg
(20160510 千葉市緑区)

体長は最大で2cmほどですから、ハエトリグモに毛が生えた程度。昆虫の触角に相当する『触肢』が大きく、そのため見ようによっては脚が10本あるようにも見えます。加えて顎もまた強大で、これを使って巣の上を通りかかる獲物を捕らえるのです。

ジグモは、トタテグモの仲間などと並んでクモの中でも原始的なグループに属しています。先に書いた、触肢が歩脚と似た形をしていて(すなわち、触肢がまだ本物の脚であった時代の名残を残しており)脚が10本あるように見えるのも、また地面に穴を掘って巣を作るのもその原始的な特徴のひとつなのです。

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大島 健夫

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Category: 鋏角類

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大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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