ハサミムシ

2017.09.12(Tue)

庭石をひっくり返していて、こんな光景に出会ったことはありませんか?

20170911IMG_9002.jpg
(20170911 千葉市緑区)

物陰のあるところにならどこにでもよくいるハサミムシは、雌が卵を守り育てるという習性を持っています。こうして石の下などに隙間をこしらえて産卵し、卵が孵化するまでずっと一緒にいて保護するのです。体長2、3cmの親と比べて、卵のサイズ感がお分かりになると思います。白く透き通った、美しい卵です。母ハサミムシは(なんか「は」の字がいっぱいですね)卵を外敵から守るだけでなく、舐めて綺麗にし続けます。つまり、この「子育て」をしている最中、物も食べないということになります。

このハサミムシがいたレンガの近隣のレンガもいくつか引っくり返してみると、アリの巣はあるわムカデは出てくるわゴミムシはうろうろしているわ、これでは確かに親が保護しなければこんな卵は一瞬で食い尽くされてしまうでしょう。

ちなみに父親は・・・ハサミムシの場合、子育てにはかかわらない模様です。

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大島 健夫

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Category: 昆虫類・ハサミムシ目

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大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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