オオスズメバチ

2008.10.10(Fri)

日本で一番、野外で出会うと恐ろしい生き物は何でしょう?


ヒグマ?ハブ?あるいはイノシシ?


確かにそれらの動物は時と場合によってはずいぶんと脅威的なものですが、通常、一般の人の行動範囲内で出会う可能性と、実際の人的被害件数という点から鑑みると、やはりこのお方などが最右翼に躍り出るのではないでしょうか。



  

(20081009 千葉市若葉区)


オオスズメバチです。日本はおろか、世界でも最大級のスズメバチです。働き蜂でも4cmくらいになります。アスファルトの上をもぞもぞ這い回っているところを、周囲に仲間がいないことを確認し、思いきり及び腰で接写。刺されるとめちゃくちゃ痛いどころか、下手をすると命に関ります。何しろ顔はこんなです。


 

(20081009 千葉市若葉区)


木の上とか軒下とかにボールみたいな巣を作るキイロスズメバチと違い、こちらは地面の下に重層的な巣を作ります。ちょうど今頃の季節が一番働き蜂の数が多いので、くれぐれも刺激しないでください。ハチとてなんでもかんでも刺しにくるというものではないですから。ブーンと飛んできても、パニックになって手足を振り回したりせず、穏やか&すみやかにその場を立ち去りましょう。複数匹がブンブンしていたら、どこか近くに巣があるかもしれません。家を荒らされると怒るのはどんな生き物でも同じです。注意しましょう。



 

(20081009 千葉市若葉区)


人を刺す、ミツバチの巣を襲って皆殺しにしてしまうなど、とかく恐ろしい面が強調され、テレビなどでも駆除の模様がセンセーショナルに取り上げられがちなスズメバチですが、実のところ、農業害虫を大量に捕食するので、人間にとってみれば大いに役にも立っています。害虫の大量発生を抑えるということは農薬の減量に繋がることでもあり、時代性にもマッチしています。『一面有害→排除』という西洋的な思考から、私たちはそろそろ『共存』という、古来、この国に生きた人々が実践してきたはずの道へ向かって、舵を切る方法を模索するべきではないでしょうか。こんなちっぽけなブログですけれど、私はそのことについて、個人のレベルでできることは何なのかを、ここで考えていきたいのです。

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Category: 昆虫類・ハチ目

21:34 | Comment(4) | Trackback(-) | EDIT

COMMENT

bbくー #79D/WHSg

1. ここで見ると


とてもかわいい生き物に見えますね!
ファインダーの前(後ろ?)にいるtakさんの気持ちが伝わってくるような気がします。

共存、していきたいですね。

2008.10.11(Sat) 00:31 | URL | EDIT

tak #79D/WHSg

2. ありがとうございます


>bbくーさん
そう言っていただければアップした甲斐があったというものです。

共存、していきたいですね。怖いけど(笑)。

2008.10.11(Sat) 21:44 | URL | EDIT

くbb #79D/WHSg

3. いっそ


ちょっとそこまで買い物にでも出かけるのに、たくさんのスズメバチさんと蝶さんたちやら、タクシーヘリになってくれると嬉しいですね。お礼は蜜たっくさんで。
そんな共存。
ああ、やはりわたしゃ、ファンタジー・・・(^^;

2008.10.12(Sun) 00:36 | URL | EDIT

tak #79D/WHSg

4. 無題


おお、メルヘン(笑)。
スズメバチがタクシーだったら速そうですね~。

2008.10.13(Mon) 19:14 | URL | EDIT

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プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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