ナナホシテントウ

2009.02.15(Sun)

同期に誰一人として彼女がいなかった高校の剣道部時代、キャプテンのK君は「バレンタインデー?そんなものは敵国の祭りに過ぎん!」と力強くもわけのわからない断言をしておりました。思い出すと懐かしいですが、当時は携帯電話などというものがまだなかった時代ですので、好きな女の子に連絡ひとつするのも大変勇気が必要なのでした。何しろ家に電話するとパパが出たりして、「あんた娘に何の用?」などと低く恐ろしい声で訊ねてきたりするのです。命がけです。それならまだいいですが、私など間違えてママを口説いてしまい、しかもそのママが悪い人で、三分くらい「うん、ありがとう、すごい嬉しい」などと娘のモノマネをして私に話を合わせておいて、突然「じゃ娘に代わりますね~!」とか言ってキャハハと笑ったりするのです。あの時は恥ずかしくてもう少しで稲毛の浜に身を投げるところでしたが、あそこで身を投げていたら今このブログはなかったでありましょう(そりゃそうだ)。


今年も迎えたそんなバレンタインデー、関東地方はなんだかやけに暖かくというか暑く、千葉でも茂原あたりでは25度ほどにも達したそうです。気温上昇に誘われ、ついにナナホシテントウが姿を現しました。成虫越冬なので、春の訪れとともにこうしてどこかから這い出してくるのです。



DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20090214 千葉市若葉区)


非常にかわいらしいですがアブラムシを襲って食べる肉食で、しかも幼虫時代 はかなりすさまじい姿をしています。すごいスピードで這うのでピントが合わせにくいこと。草花のをてっぺんによじ登ってはプッと飛ぶ、あの動作を利用して、細い棒みたいなものにとまらせ、てっぺん近くまで上りかけると上下を入れ替えてエンドレスで歩かせ続けるというかわいそうな遊びを昔やった人も多いのではないでしょうか。


ちなみに34歳の今、私にはやはり彼女はおらず、夜は防具をかついで市川市内であった剣道の稽古会に出かけていました。高校を卒業して十数年、様々な紆余曲折のスペクタクルがありましたが、最近、「どうもよく考えると俺って根本的に全然進歩がないんじゃないか疑惑」が次第に色濃くなっております。

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Category: 昆虫類・甲虫目

17:47 | Comment(5) | Trackback(-) | EDIT

COMMENT

Bb #79D/WHSg

1. 進歩


私もおんなじようなこと考えます(^^:

ていうか、私の場合はコドモの頃の志向にどうも戻っているような・・・・退化?!(汗)


テントウムシの季節ですかー。そうですねえー。季節感を非常に味わっております(笑)


2009.02.16(Mon) 00:12 | URL | EDIT

tak #79D/WHSg

2. 無題


>Bbさん
三つ子の魂なんとやらと申しますか、ひとの属性というのはなかなか変えられないものですね(笑)。

ナナホシテントウが出てくると春だという感じがします。明日から寒くなるらしいのでまた潜っちゃうかもですが(笑)。

2009.02.16(Mon) 21:01 | URL | EDIT

ルイ #79D/WHSg

3. ぎゃっ。


>私など間違えてママを口説いてしまい、しかもそのママが悪い人で、三分くらい「うん、ありがとう、すごい嬉しい」などと娘のモノマネをして私に話を合わせておいて、突然「じゃ娘に代わりますね~!」などと言ってキャハハと笑ったりするのです。あの時は恥ずかしくてもう少しで稲毛の浜に身を投げるところでした。

ひ・・・ひでぇ。何て事だ。

うちの母はよく遊びに来る男子諸君に「あんた、うちの娘好きなの?好きだよね」と強制告白させていたことがあります。電話じゃなくて、さらに娘を装わなかったとこはまだマシですが。

男子は辛いねぇ。(笑

2009.02.16(Mon) 23:02 | URL | EDIT

あしゅりん #79D/WHSg

4. 実に


まったく、実に実にひどい話です。
ですが、もし自分が娘をもった母親だったら、ぜひともやってみたいです。

2009.02.17(Tue) 23:18 | URL | EDIT

tak #79D/WHSg

5. 無題


>ルイさん
おかげで今でも私は「女性の母親」という人種の前に出るとどことなく緊張いたします(笑)。

ルイさん母もなかなかやりますね。そこで「嫌いです」などと言おうものなら生きては帰れなさげな・・・

>あしゅりんさん
ひどいでしょ!ひどいでしょ!

なので、私も来世で娘を持つ母親になったら誰かにやってみたいと思います。<え?

2009.02.20(Fri) 19:52 | URL | EDIT

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プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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