カワウ@坂月川

2009.04.14(Tue)

川沿いを歩いていたところ、斜め後ろからカラスが低空を飛んできたのが視界の隅にボンヤリと映・・・ったと思ったらザポンと水に飛び込みました。カワウだったのです。



DAYLIGHT RAMBLER 

(20090413 千葉市若葉区)


ご覧の通り、他の水鳥、例えばカモなどに比べると、こうして水面を泳いでいる時に胴体部分はほとんど没しています。どことなく、インチキ告白が話題を呼んだ、あのネッシーの「外科医の写真」を彷彿とさせる格好です。しばらくの間、ごく短時間潜っては浮上し、を繰り返していましたが、やがて本格的に潜水して行方がわからなくなりました。カワウは一分以上も潜っていられるそうです。


このあと私は上流方向にしばらく歩き、橋を渡って向こう岸を帰途についたのですが、途中でカモを眺めていると、今度は背後で「グルルゥ」というなんともいえない変な声。はっとして後ろを振り返ると、電柱の上にこいつが!



DAYLIGHT RAMBLER DAYLIGHT RAMBLER 

(20090413 千葉市若葉区)


最初、物陰に隠れてこそこそ撮っていたのですが、見ていると真下を通りすがりの人が歩き過ぎても全然意に介さない様子なので、なんだかアホらしくなってきて、のこのこ近づいて撮りました。羽根はちょっぴり褐色味がかかっているようです。絵に描いたような胴長短足ですが、潜水が得意だけあってかなりマッチョで、脚の付け根の筋肉なんか凄いです。ちなみに顔はこう。



DAYLIGHT RAMBLER 

(20090413 千葉市若葉区)


全長80cmほどもあり、近くで見るとずいぶん大きな鳥です。実はペリカン目だったりもします。いわゆる鵜飼いの鵜というのは一般的にウミウを用いるそうですが、このカワウを使う地方もあるのだとか。



DAYLIGHT RAMBLER DAYLIGHT RAMBLER 

(20090413 千葉市若葉区)


しきりに排泄を行っており、電柱の上から糞がボタボタと垂れてきます。カワウの糞には窒素やリン酸が多く含まれており、しばしば木々の枯死など糞害が取り沙汰されます。しかし、長期的なスパンで見ると栄養分を地面に還元しているという側面があり、実際、昔あった大巌寺のコロニーなどでも、糞を採取し肥料として用いてきたという歴史もあります。水辺環境と森林環境が豊かであった時代には、カワウのコロニーが移動すれば枯死した木々が再生する、というような形でサイクルが保たれていたものが崩れた結果、様々な問題が生まれているということなのでしょうか・・・

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Category: 鳥類

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大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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