クサガメ@泉自然公園

2009.07.09(Thu)

若葉区内の都川流域で、誰でも必ず野生のクサガメが見られる場所というと、まずこの泉自然公園 だと思います。


もっとも、この公園には、クサガメよりずっと多い数のミシシッピアカミミガメ 、さらにハナガメ(こいつはクサガメとは交雑可能なのが厄介)までいるのですから、ここのクサガメだって、全部もとから野生の個体の子孫かというと話は極めて怪しくなるわけですが、まあ、少なくともクサガメがそこに自活しており、現在のところは生息してゆける環境が保たれているということは確かです。


これはまだ甲長10cmほどの若い個体、



DAYLIGHT RAMBLER  

(20090704 千葉市若葉区)


こっちはおとなの大きなカメ。



DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20090704 千葉市若葉区)


雌の方が大きく、最大では甲長30cmに達します。クサガメは夏の夜などけっこう這い回ることがあり、時に水辺からかなり離れたところで車に轢かれていたり、とんでもない場所でU字溝に落っこちていたりします。泉自然公園は、地勢上、都川に流れ込む谷地とその周囲の里山環境を公園化した場所です。都川にはクサガメが生息しています が、公園の直前を流れる部分では護岸が急で、カメは姿を見ることができません。また、泉自然公園の中でも、一番川に近く、一番面積の大きい「下の池」ではミシシッピアカミミガメがクサガメより遥かに優勢で、そこから奥の池へと進むにつれ徐々にクサガメが多くなるように見受けられます。ですから、この公園のクサガメたちの中に、もとから都川近辺で暮らしていた野生のカメの遺伝子が間違いなく息づいているのなら、彼らは自然公園化されることで喪失を免れた谷地の奥に、外来種の脅威にさらされながらひっそりと生き残っているということになるのです。

関連記事
スポンサーサイト

Category: 爬虫類

21:24 | Comment(4) | Trackback(-) | EDIT

COMMENT

ルイ #79D/WHSg

1. カメ。


見れば見る程、変な形ですよね。カメって。でも何か愛らしいんだけど、確か肉食だったような。

頑張れカメ。でもカメを見るたんびにガラパゴス島の最後のカメ ロンサムジョージを思い出します。

何でジョージだったんだろう・・という疑問がつきまとうんだけど。

2009.07.09(Thu) 23:06 | URL | EDIT

tak #79D/WHSg

2. 無題


>ルイさん
なんだってこんな形になったのか。進化というのは不思議なものですね。クサガメは肉食性の強い雑食で、水草なんかも食べるようですよ。

ジョージは、当時アメリカではやっていたコメディアンの名前を研究者たちがつけちゃったらしいです。我々だったら「志村」とかにしちゃったのかもしれませんね(笑)。

2009.07.10(Fri) 20:52 | URL | EDIT

ルイ #79D/WHSg

3. わー。


そんな単純な理由だったんだ。もっと何かあるだろうに。そんなら。<チャーリーとか。

いいですね。それ(笑<志村

ワタクシだったら「茶」か「注」ですね。

何だばかやろう、とかいう顔してノソノソしていたらそれはそれで面白いかも。

2009.07.10(Fri) 23:15 | URL | EDIT

tak #79D/WHSg

4. 無題


>ルイさん
「志村ー、後ろー!」とか言ってみたいです。<それだけの理由で・・・

「注」というあたりが渋いですな。外人が不思議がりますよ。「ロンサム・チューの『チュー』ってなんだ」って(笑)。

2009.07.11(Sat) 18:46 | URL | EDIT

POST COMMENT


プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

記述の中に間違いや誤解を見つけた方、またそれ以外にも何かございましたら、どうか
inaka_jikan@yahoo.co.jp
まで送っていただけると幸いです。

大島健夫公式サイト

ツイッター

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
587位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
自然科学
59位
アクセスランキングを見る>>

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR
↑