マイマイガの産卵

2009.07.11(Sat)

7月8日の朝、建物の壁でマイマイガが産卵しているのを見つけました。



DAYLIGHT RAMBLER 

(20090708 千葉市若葉区)


マイマイガはドクガ科の大型のガで、雄と雌がかなり違う姿をしています。ご覧のようなのが雌、一方の雄は何だか三角形でくすんだ色の縞模様が入っています。雌では開張8、9cmにも達します。


翌日はこうなり、



DAYLIGHT RAMBLER 

(20090709 千葉市若葉区)


昨日がこう。



DAYLIGHT RAMBLER 

(20090710 千葉市若葉区)


これは産んだ卵を抱いて守っているわけではありません。3日間かけて産み続けているのです。お尻の下の卵塊が徐々に長くなってきているのがわかると思います。写真はありませんが今朝もまだ産み続けていたので、4日連続ということになります。マイマイガはこうして何日もかけて卵を産み、そして産み終えると地面に落ちて死ぬのです。

卵のまま越冬し、春に孵化します。ドクガ科とは言え、一齢幼虫の段階で毒がある以外、毒性に関しては大して危険はありません。むしろ幼虫の食性が広範囲で、いろんな葉を食べてしまい、さらに時折とんでもない大発生をするので問題となります。驚くべきことに、これが成虫になると全く何も食べないのです。何のために成虫になるのでしょう。子孫を残し、死ぬために成虫になるのでしょうか。


生命というのは不思議なものです。

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Category: 昆虫類・チョウ目

18:47 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

COMMENT

あしゅりん #79D/WHSg

1. 空とぶ幼虫


最近、ちょっと興味があってマイマイガについて調べたのですが、一齢幼虫は長く吐いた糸で風に乗り棲息範囲を広げるそうですね。
まるで蜘蛛の子のような戦略で驚きました。

それにしても成長したマイマイガの幼虫の顔は、とにかく派手で、なんだか未開の部族のシャーマンといった風情ですね。

2009.07.12(Sun) 23:58 | URL | EDIT

tak #79D/WHSg

2. 無題


>あしゅりんさん
「ブランコ毛虫」というのはマイマイガの幼虫のことだそうですね。一齢幼虫の間だけ毒があるというのも、ひょっとしてその間に風に乗って分布を拡げるから・・・なんでしょうか。

そうそう、おっきくなるとなんだかすごい色づかいですよね(笑)。

2009.07.13(Mon) 18:56 | URL | EDIT

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プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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