オニヤンマの交尾

2009.08.21(Fri)

夏も後半戦に突入し、あちこちの水場の近辺でオニヤンマの姿をよく目にします。何しろ大きいので飛んでいると目立つ目立つ。農道の上空を繋がって飛んでいるカップルを見つけ、ダッシュで追いかけました。



DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20090817 千葉市若葉区)


繋がったまま木の枝にぶら下がります。これは「連接」と呼ばれる状態で、上にいる方が雄です。雄は尻の先端にある尾部付属器を用いて雌の首を掴んで吊るし上げているのです。まるっきり首吊りです。



DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20090817 千葉市若葉区)


またこの時間が非常に長く、雌が死んじゃうんじゃないか?と思うほどです。


こうして繋がる前に雄が雌を捕まえる時の振舞いは、まるっきり拉致に近い暴力的なものです。オニヤンマの雄というのはまことに単純と言うかなんと言うか、水辺をせっせとパトロールし、他の雄が来れば追い払い雌が来れば強引に腕ずくで関係を迫ります。雌はたまったものではありません。無理矢理どこかへ連れて行かれ、長時間首を吊られた後で交尾です。本人、いや本トンボたちはどう感じているのか知りませんが、人間の視点で見るとなんとも気の毒な話ではあります。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20090817 千葉市若葉区)


何度か場所を変えながら連接すること数十分。やっと交尾が始まりました。この後、雌がどのように産卵するかについてはこちらの記事 をどうぞ。動画もあります。


・・・この撮影には私もかなり身体を張りました。私はもともと首が悪く、それが長時間上を向きっぱなしで山の中を駆けずり回ったせいで、以降まる二日間、かなりきつい首の痛みに悩まされ続けたのでした・・・


▽オニヤンマの過去の記事はこちら からどうぞ

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Category: 昆虫類・トンボ目

17:24 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

COMMENT

みっち #79D/WHSg

1. おおお~


オニヤンマの交尾、実はまだ見たことがありませんでした(;^_^A
こんなに凄いんですねΣ(゚д゚;)
あれほど大きなトンボが連結していたら、さぞかしでかいでしょうね(-^□^-)
産卵は見たことがありますが、やはり実際の交尾を見てみたい!!
それにしても拉致していたとは・・・オニヤンマ♂くんは強引なんですね~

2009.08.21(Fri) 18:14 | URL | EDIT

tak #79D/WHSg

2. Re:おおお~


>みっちさん
二匹つながってると二十センチくらいありますから、かなり大迫力です。

長いこと首を吊られている雌がちょっぴり気の毒で、交尾が始まったときにはホッとしました(笑)。

2009.08.22(Sat) 14:06 | URL | EDIT

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プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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