ニホンイシガメ@不忍池

2009.09.11(Fri)

この日は所用で上野に行ったので、ついでに不忍池に寄ってみました。お目当ては池にいるカメです。


不忍池は縄文時代には東京湾の入り江であったものがその後の海岸線の後退で取り残され池になったという、大変に古い池です。その後様々な人為的改変があり、戦後の一時期には埋め立てられそうになるなどの紆余曲折を経て現在に至っています。


ご多分に漏れず、この池でも最多勢力はミシシッピアカミミガメ です。



DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20090908 東京都台東区)


特に、三つに分かれている池のうち「ボート池」には圧倒的にこれが多く。全くどこの土地へ行っても同じ状況で、本当にもう駆除するなり何なりしないとヤバいんじゃないかと思います。そう言えば三年ほど前にはこの池でなんと産卵中のワニガメが見つかり、騒ぎになったこともありましたね。


「鵜の池」と「蓮池」ではクサガメ もかなり目につきます。



DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20090908 東京都台東区)


そして「鵜の池」で一匹だけ、日光浴をしているニホンイシガメを見つけました。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20090908 東京都台東区)


右後ろの甲羅が少し欠けていますが、堂々たる体格です。隣の、見事に甲羅が藻だらけのクサガメに言い寄ってるみたいに見えるのがちょっとオカしいです。



DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20090908 東京都台東区)


顔を拡大してみると、イシガメだってゾウガメみたいな貫禄があります。私が写真を撮っているのをみて話しかけてきた、お年を召された男性によると、「昔はもっともっとイシガメがいたけど、最近はすっかり少なくなったね」とのこと。このカメがかつて都内に自然環境が残されていた時代に生息していた野生のカメの遺伝子を伝えるものなのか、放流された銭亀の成長したものなのかはわかりませんが、少なくともこの場所もまた、在来種のカメが生活するのに適した条件を徐々に失いつつあることは確かなようです。



DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20090908 東京都台東区)


動画も撮影しましたが、日光浴中のカメの動画というのは静止画とほとんど変るところがないので今回はお蔵入り。



▽ニホンイシガメの過去の記事はこちら からどうぞ

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Category: 爬虫類

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大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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