ハナグモの狩り

2008.04.30(Wed)

いきなりですが、私は趣味でちょっぴり、剣道と空手をしております。


で、私は弱いので、強い人とやるとすぐやられてしまうわけですが、やられてしまうといっても、通常、本気で生死がかかるかもしれない、という局面はなかなかあるものではありません。


殴られたり蹴られたりしても、気絶したり怪我をすることはあっても、人間、そう簡単に死ぬものではありません。床にひっくり返されても、受け身さえとれればなんとかなるだろう、と思います。まあ、私は下手なのでとれないことも多いですが。それに、命までとられることはまあ滅多にないだろう、と思います。そう思うと、自分より強い人間にも向かっていけます。やられても精一杯やるんだ、という気持ちでいけます。まあ、私はヘタレなのでそれでもビビッてしまうことも多いですが。


ですが、それは相手が自分と同じ人間だから成立している考え方です。もしも相手がライオンだったりワニだったりしたら、とてものこと、やられても精一杯なんていう気持ちで向かっていくことなんてできません。


野生の生き物の場合、種類の異なる相手と身体的な力のやり取りをするということは、多くの場合、負けた方は命を失うことを意味します。特に、捕食動物との戦いに敗れた場合、それは確実なものです。絶対死ぬわけです。必ず死ぬわけです。食べられてしまうわけです。次はありません。リベンジもありません。


それが自然の姿です。



   

(20080427 千葉市若葉区)


このハナグモは雄ですね。雌はカラーリングが全然違い、頭が緑、お腹がクリーム色です。そして、雄の倍くらい大きいです(この雄は4mmくらいしかない)。花に集まる昆虫を待ち伏せし、このように捕らえます。捕まっているのはハバチの仲間でしょうか。


寿命を迎え、大往生を遂げることのできる小動物はほとんどいません。彼らは食物連鎖ピラミッドの上位者の栄養分となることでその一生を消費してゆきます。この日、ハナグモは獲物を捕食することができましたけれど、次の日には小鳥か何かに捕食されてしまうかもしれません。


この写真から三日経ちました。


このハナグモの中でどのように時間が過ぎているのでしょう。そして、彼はまだ生きているでしょうか?

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Category: 鋏角類

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大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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