コイ@葭川

2009.11.16(Mon)

葭川は、源町にある六方調整池を水源とし、千葉都市モノレールの下を流れ、県庁の近くで都川に合流する二級河川です。と言うと聞こえはいいですが、ま、千葉市の中心部では、ご覧の通り、外見上ははっきり言ってドブ川です。



DAYLIGHT RAMBLER  

(20091116 千葉市中央区)


この写真を撮ったのは「曙橋」という橋の上です。新宿区の曙橋とはもちろん無関係です。この写真の左手に進むと富士見町を経てJR千葉駅方面へ行き、反対の右手に進むと栄町中通で、夕暮れ以降に通り抜けようとすると、風俗店の呼び込みのおじさんが「はい、すぐ入れます~」「写真指名できるよ~」などとお誘いくださいます。


そんな橋の下にも、コイが群れをなして泳いでいます。



DAYLIGHT RAMBLER  

(20091116 千葉市中央区)


水質汚染に強く生命力旺盛で、しかも何だって食べるコイは、実際のところ、うっかり放流することがたいへん危険な魚です。在来の水生小動物・水生植物に甚大な影響を与え、往々にして「コイしかいない」環境を作り出してしまうからです。見慣れている日本人にはピンと来ないでしょうが、コイは国際自然保護連合の定める「世界の侵略的外来種ワースト100」のひとつにも定められています。とりわけ、北アメリカに移入されたアジア産のコイは爆発的に増加し、現地の在来生態系を危機に追い込んでいます。それは、言ってみれば北アメリカ産のウシガエルミシシッピアカミミガメアメリカザリガニ などが日本の生態系でやっていることと同じことです。



DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20091116 千葉市中央区)


みなよく太っています。今年の春には、琵琶湖で114cmのコイが釣れたというニュースが流れました。実寸6、70cmのコイでも、間近で見るとかなりの威圧感で、1mくらいあるように思えてしまいますから、そんなに大きいのはさぞ大迫力だったことでしょう。コイは寿命も長く、百年以上生きる場合もあるそうです。


☆☆☆


所用のため、明日から一泊で長野県に行ってきますので、その間の更新をお休みさせていただきます。

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Category: 魚類

20:13 | Comment(10) | Trackback(-) | EDIT

COMMENT

ぷらっち #79D/WHSg

1. あら~


よし川にコイが住んでたんですね~。てっきり何も住んでないドブ川だと思ってました(^_^;)最近はよし川周辺を歩いていないんですが、あの異臭はなくなったのかしら?
モノレールができる前は葭川公園近くの橋(ナンパ通りだったかな?)にコウモリが住んでましたよね(^O^)よくとら屋に麩まんじゅうを買いに行きましたよ(*^_^*)

2009.11.16(Mon) 21:16 | URL | EDIT

花立毛鈎工房 #79D/WHSg

2. 無題


待ってましたぁ~!
魚類シリーズ第2弾、
ありがとうございます。

2009.11.17(Tue) 13:02 | URL | EDIT

スモール #79D/WHSg

3. こいこい


鯉って思っていた以上にたくましいのですね。ときどき、街の汚い川で泳いでる鯉を見かけると、最近は川もきれいになってきたものよと、考えたりしたものでした。それしても世界侵略生物100とは。。。ブラックバスに引けをとらない魚だったとは。。。鯉を見る目が変わりました。

2009.11.17(Tue) 20:26 | URL | EDIT

青菊 #79D/WHSg

4. そんなに危ないとは


私にとって鯉はいやしの魚でした。
東京のあまりきれいでもない川に鯉がいるとなんだかほっとするというか…。
でもまさか、そんなに危険な魚だったとは!!
適度に退治して食べてしまわねば。


鯉は口が短い掃除機のホースみたいでおもしろいです。

2009.11.17(Tue) 20:53 | URL | EDIT

tak #79D/WHSg

5. Re:あら~


>ぷらっちさん
葭川にはミシシッピアカミミガメとかもいるそうです。いまだくさい匂いがしますが世の中には逞しい生き物もいますね。

麩まんじゅう・・・じゅるり。←唾を呑み込む音

2009.11.19(Thu) 12:21 | URL | EDIT

tak #79D/WHSg

6. Re:無題


>花立毛鈎工房さん
ありがとうございます。
第三弾以降も各種フナやタナゴやクチボソやナマズやライギョなどが出番を待っている・・・予定です。

2009.11.19(Thu) 12:23 | URL | EDIT

tak #79D/WHSg

7. Re:こいこい


>スモールさん
かえって、ある程度汚い川の方がコイには生息しやすい環境であるようです。我々にはピンと来ませんが、北米・五大湖近辺の漁民などはコイのためにてんやわんやしてるみたいです。すごい魚です。

2009.11.19(Thu) 12:25 | URL | EDIT

tak #79D/WHSg

8. Re:そんなに危ないとは


>青菊さん
大きくてどこかユーモラスで愛される魚だけに、ついあちこちでドボドボと放流されてしまうんですよね。

食べてるときは「実にすばらしい魚だ」と思うんですが(笑)。

2009.11.19(Thu) 12:26 | URL | EDIT

りょうちゃん #79D/WHSg

9. 侵略的外来種


こんばんは!
確かに、あれだけ立派な体力維持するにはなんでも食べてゆかないとならないのでしょうね!
私の散歩コースの公園の池、小さな小糸川にも大きなこいが沢山生息していて、ミシシッピーアカミミカメも結構繁殖しています。加えてカワウが増えていますから、このままだと空恐ろしい事態になりますね!生態系のバランスが危惧されだしたら何を指針に、誰が、どのように対策を打ってゆくのか、その辺の仕組みが皆目分らないというか
温暖化問題の影に隠れて、情報不足ですね!
生態系を破壊するもの身近な所から、もう少し勉強する必要が有ります!

2009.11.19(Thu) 21:44 | URL | EDIT

tak #79D/WHSg

10. Re:侵略的外来種


>りょうちゃんさん
まさにそうだと思います。
何を指針に、誰がどのように対策してゆくのか。そのシステムはどうなっているのか。そのへんがよくわからないままにいろんなことがどんどん進んでしまっている。周知徹底・教育というレベルでも底上げをしていかなければなりませんね。私ももっと勉強しようと思います。

2009.11.20(Fri) 12:16 | URL | EDIT

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プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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