シロツメクサ

2008.05.07(Wed)

シロツメクサもやはり帰化植物です。日本に入ってきたのは幕末で、オランダ船がガラス器を運搬してきた際、割れないための緩衝材として荷物に詰め込まれていたのが最初であったとか。要するに、「プチプチ」の代りであったわけですね。


  

(20080430 千葉市中央区)


確かにシロツメクサは瑞々しい可憐な花をつけます。日本の風景にも馴染んでしまっているのかもしれない。しかし、緑化と称してわざわざ自然の地面にこれを植えている団体や個人を見ると、若干複雑な思いに駆られます。



 

(20080430 千葉市中央区)

植物の世界において、開国と明治維新は、在来種に対する、外来種の大規模な侵略の始まりでもありました。オオイヌノフグリ、セイヨウタンポポ、ヒメオドリコソウ。現在、道端で普通に見ることのできる多くの草花は、実際には江戸時代後期以前にはこの国に存在しなかったものです。では、それより前に道端に咲いていた草花はどこに行ったのか。


それはもう、ないのです。全くないか、あるいはほとんどないのです。グローバリズムという言葉がさまざまな形でマスメディアに上がっていますが、植物の世界では、日本は150年前にまさにそのグローバリズムの津波を受け、そして敗北していたのです。


何をつまらねえことを言ってやがるんだと言う方もいるでしょう。それがどうしたと言う方もいるでしょう。人にはそれぞれの考えというものがあります。


でも、私は、この国において四つ葉のクローバーが幸運を呼ぶとは思っていませんし、これからも思うことはないでしょう。

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Category: 山野草

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大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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