アオスジアゲハ

2008.05.12(Mon)

時には、思いもよらない場所で思いもよらない昆虫に出会うことがあります。このアオスジアゲハを見つけたのは、JR市川駅のホームでした。


   

(20080508 市川市)


ちょっと弱っているようで、飛ぼうとしません。あるいは羽化したてだったのかもしれません。どこから来た、あるいは、どこから運ばれてきたのでしょう。写真を見ればわかる通り、とにかく停車位置のまん前なので、誰かに踏んづけられないようにそーっと端っこに移しました。翅の青い部分に麟粉ははないので、まるで透き通るような美しさです。



 

(20080508 市川市)


幼虫はクスノキの葉を食べ、そのクスノキは街路樹とかによく使われているので、東京都内でも公園などでけっこうこのチョウがひらひら舞っているのを見ることがありますが、実のところ、その来歴は謎めいています。元来が南方系のチョウですが、いつ頃、日本に入ってきたのかはっきりとはわかっていないのです。クスノキも元は日本列島に自生する樹木ではなく、中国南部からの史前帰化植物だという説があるそうで、だとしたら、それとともにアオスジアゲハもこの国にやってきたのかもしれません。

チョウ類が卵から幼虫となり、蛹を経て成虫にまで育つ確率はだいたい百分の一くらいだそうです。


そして、成虫になってからの寿命は短く、アオスジアゲハの場合、二十日と生きることはありません。


生命というものの過酷さを痛感します。

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Category: 昆虫類・チョウ目

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大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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