ケキツネノボタン

2010.04.17(Sat)

春は黄色い花を咲かせる野草が多いです。その中でも、田んぼの畦道などで非常にポピュラーなのが、キツネノボタンとケキツネノボタンでしょう。両者の見分けは時に難しく、名前の通り毛が生えているかどうかよりも、むしろ葉で判別するほうが簡単かもしれません。葉が細く見え、切れ込みが深いのがケキツネノボタンです。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100413 千葉市若葉区)


さて、見れば大体わかる通り、キンポウゲ科です。何が言いたいかというと、つまりこれも毒草だということです。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20100413 千葉市若葉区)


手元にある財団法人・日本自然保護協会編「野外における危険な生物」の「キツネノボタン」の項から引用してみましょう。


「毒成分プロトアネモニンは、腹痛、下痢、嘔吐、血尿、瞳孔の散大などの症状をおこす。口にふれると皮膚、粘膜を刺激、口内に熱を持ち、やや腫れる」


このプロトアネモニンというのは刺激性の強い成分で、茎や葉を折って出てくる汁を肌につけると、炎症やかぶれを起こしたりもします。一方、毒になるものは薬にもなるという言葉もある通り、民間療法の世界では用い方によって扁桃腺炎の薬となったり、またすごく作用の激しい下剤に使われたりしてきたようです。怖いので試す気にはなれませんが・・・


キツネノボタンは漢字で書くと「狐の牡丹」。このパイナップル爆弾のような実の形から、「コンペイトウグサ」とも呼ばれます。



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Category: 山野草

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1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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