DAYLIGHT RAMBLER

日々に出会った様々な動植物について綴っていきます。文章及び画像の無断転載禁止。

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ホタルブクロ

古田足日先生の「大きい1年生と小さな2年生」という童話があります。身体が大きいけれど気の弱い小学1年生の男の子と、反対に小さいけれど気の強い2年生の女の子の話で、私は小さい頃この本がとても好きだったのですが、子供心に違和感があったことが一つありました。作品中、ホタルブクロの花が、遠くまで探しに行かないとなかなか見つからないような珍しいものとして描かれているのです。


本が最初に出版されたのは、私が生まれるよりずっと以前の1970年のこと。作品の舞台になっているのは、古田先生のインタビューによると当時の東久留米市だそうです。ということは、東京郊外では60年代までにホタルブクロの花は貴重なものになっていたことになります。ひるがえって私が幼児期~少年期を過ごした80年代、千葉の郊外ではホタルブクロなどはそこら中にいくらでもあり、うちの庭にまで生えていました。要するに、違和感があったのは私が田舎モンだったせいなのですね。


今でも、千葉の郊外ではけっこうあちこちに咲いています。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100619 千葉市若葉区)

この花は鹿島川沿いの農道脇の土手にあったもので、付近に多数群生していました。ホタルブクロはキキョウ科に属しており、関東にはこのように紫がかったものが、関西には白いものが多いということです。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20100619 千葉市若葉区)


「ホタルブクロ」という名の由来を調べると、「火垂」袋、つまりこの花の形を提灯に見立てたから、という説と、「蛍」袋、つまり子供がこの花の中にホタルを入れて遊んだから、という二つの説に行き当たります。闇の中、この花の中にホタルを入れたら一体どのように見えるのでしょうか。これはちょっと興味を惹かれます。私が「大きい1年生と小さい2年生」を読んでいた頃にこの説を知っていたら、すぐさま実験してみたところだったのですがね。当時はホタルだっていくらでもいましたから・・・



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[ 2010/06/20 19:16 ] 山野草 | TB(-) | CM(4)
1. 無題

「大きい1年生と小さな2年生」懐かし~。私も、好きでした。
一年生なりの、二年生なりの、プライドとかコンプレックスとかに、胸がズキンとするのです。
一年生である事を誇りたくてウロウロして、「一年生だぞ」と言ったのに、「私たち二年生よ」。あのシーンがたまりません。血の気が引く音が聴こえますわ。
[ 2010/06/20 23:45 ] [ 編集 ]
2. 本物

「大きい1年生と小さな2年生」、私も好きでした。
ホタルブクロの本物を知らなくて、図鑑の絵を見ながらきれいな花なんだろうな~なんて想像を…懐かしいです。
初めて見たホタルブクロは通っていた中学の植込の中に1本だけ咲いていたもの。誰かが植えたようでした。
大人になった今でもたくさん咲いているのを見たことはないです。きれいな花ですね。
[ 2010/06/21 12:34 ] [ 編集 ]
3. Re:無題

>むーさん
そのシーン私も覚えてます。

子供ってかなりの部分、コンプレックスでできていて、誰でもそれと戦いながら大きくなっていく面があって、あのお話はそういうところで子供の共感を得ていたのかもしれませんね。

[ 2010/06/21 17:26 ] [ 編集 ]
4. Re:本物

>青菊さん
青菊さんもですか。けっこう多くの人たちが触れていた本だったのでしょうね。

ホタルブクロはしとやかで綺麗な花です。こちらでは今の季節、日の当たり過ぎない土手などにたくさん咲いています。
[ 2010/06/21 17:27 ] [ 編集 ]
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