卵鞘をつけたモリチャバネゴキブリ

2010.07.24(Sat)

相変わらずネタ切れ気味なので、少し前の写真からピックアップしてみます。7月10日に撮影したモリチャバネゴキブリ です。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100710 千葉市若葉区)


お尻に何か角ばったものがついてますね。実はこのゴキブリは雌で、お尻についているのは卵鞘なのです。と言うと非常にまがまがしい感じがしてきますが、このモリチャバネゴキブリは森林に生息する種でして、台所に侵入したりすることはないのでご安心ください。ただし、飛ぶのは上手です。


ゴキブリの卵鞘というと、それこそあの黒光りする大型の「クロゴキブリ」、要するに「G」によって戸棚の裏とかに産みつけられる、あの「がま口」タイプのものを連想される方が多いと思います。しかし、このモリチャバネゴキブリの場合、産みっぱなしにせず、雌が自分の体にくっつけたままで孵化するまで保護します。ひとつの卵鞘には数十個の卵が入っています。


ちなみに人家によくいるクロゴキブリの場合、ひとつの卵鞘に入っている卵の数はだいたい20から30個、脱皮を繰り返しながら普通は1ないし2年かけて成虫となり、成虫になってからの寿命は数ヶ月ほどです。そして、クロゴキブリというのは繁殖力旺盛で、雄と交尾しなくても雌が産卵する「単為生殖」が可能なのがおそろしいところなのです。



(ブログランキングに参加しています。気が向いた方はクリックを)

人気ブログランキングへ





関連記事
スポンサーサイト

Category: 昆虫類・ゴキブリ目

17:30 | Comment(4) | Trackback(-) | EDIT

COMMENT

あしゅりん #79D/WHSg

1. うーん、素敵


モリチャバさんの、翅や体のふちが透明にみえるのがなんとも言えず素敵です。
体色もアースカラーで、非常に美しい。

2010.07.25(Sun) 12:16 | URL | EDIT

tak #79D/WHSg

2. Re:うーん、素敵


>あしゅりんさん
モリチャバは、「てかり」がなく、むしろ透明感があって繊細な感じがしますね。暗い森の中で見るとほんとうに綺麗に見えるときがあります。

2010.07.25(Sun) 20:46 | URL | EDIT

青菊 #79D/WHSg

3. 透明


この人は透明なんですね。
たくましいと言いうよりは繊細な感じできれいですね。
こんなにバランスが悪そうなところに卵鞘をつけても飛べるんですか?

2010.07.26(Mon) 12:28 | URL | EDIT

tak #79D/WHSg

4. Re:透明


>青菊さん
モリチャバはどこかはかない感じがしますね。

この格好で飛べるかは不明です。でも、けっこう素早く動き回ってます。多分飛べると思います。

2010.07.26(Mon) 16:58 | URL | EDIT

POST COMMENT


プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

記述の中に間違いや誤解を見つけた方、またそれ以外にも何かございましたら、どうか
inaka_jikan@yahoo.co.jp
まで送っていただけると幸いです。

大島健夫公式サイト

ツイッター

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
655位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
自然科学
70位
アクセスランキングを見る>>

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR
↑