ツリガネニンジン

2010.08.27(Fri)

暑い日が続いていますね。


気温が高いのも、もちろんたいへんなことです。しかしそれ以上に、この夏は降雨が少ないことが気になります。スモールさん もブログに記していらっしゃいましたが、やはりこれはちょっとおかしいと感じます。水源地や湧水などを見回ると、断流していたり、水位が今までになく下がっていたりというケースが非常に多く見受けられるのです。今年に入って全く涸れてしまった場所さえあります。湧水が涸れるなんて、昔だったら村の死活問題ですよ。地球温暖化というとなんだか学問上のことだったりテレビでやってるようなことだったりという印象を受けてしまいがちですけれど、実際には私たちの足元のところで数限りない異変が起こっているのです。その異変は一昨年より昨年、昨年より今年とどんどん加速しています。うろうろ歩き回っているとはっきりとわかります。明らかに変なことがどんどん日常的になっています。それはすごく恐ろしいことだと私は思うのですが・・・


さて、気を取り直して、夏の終りとともに咲き出す、秋の訪れを告げるような植物を紹介しましょう。ツリガネニンジン です。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20100827 千葉市若葉区)


谷津田の土手から一本、ななめにすうっと伸びていました。私の記録によると、これも昨年の同時期にはこの場所でかなり大量に見られたのですが、今年はまだこれだけです。何度でも言いますが、とにかく今年は動物も植物も出現の仕方が全体的に狂っています。


淡い紫色の花は可憐でどこか涼しげです。名前の「ツリガネ」は、この花の形が釣鐘に似てるから。「ニンジン」のほうは、根っこが朝鮮人参に似ていることに由来します。


※ツリガネニンジン

千葉市レッドリスト・B(重要保護生物)



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Category: 山野草

17:43 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

COMMENT

スモール #79D/WHSg

1. 無題


記事の中で紹介していただき感激です。

昔の村の暮らしだったら死活問題というくだりは、よく理解できます。ラオスの農村の多くが、雨頼みの稲作ですし、飲み水も井戸や湧水、谷間の沢水などですから、日照りは深刻な事態です。

takさんのように日ごろから自然と親しんでいると、異変にもすぐに気がつくのですね。

そのあたりのことで、気になるのは、自然と近しい関係のはずの農家の感覚が、鈍くなってるようなのです。 

2010.08.27(Fri) 19:02 | URL | EDIT

tak #79D/WHSg

2. Re:無題


>スモールさん
こちらこそ、スモールさんの記事にはすごく共感させていただきました。

日照りが話題にならないとしたら、それは絶対におかしいですよね。農業に携わる方々は、自然の変異に鋭敏であることを信じたいのですが、そうでなくなりつつあるとしたら、考えたくないことではあるけれど、それは気になりますね。私も自分の立場で何ができるか、真剣に考えたいと思います。

2010.08.28(Sat) 17:07 | URL | EDIT

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プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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