DAYLIGHT RAMBLER

日々に出会った様々な動植物について綴っていきます。文章及び画像の無断転載禁止。

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ニホンイシガメの日光浴・2011年

先月末、「千葉県の保護上重要な野生生物-千葉県レッドデータブック-動物編(2011年改訂版)」 が刊行されました。千葉県文書館で1530円で購入できる他、インターネット上からダウンロードもできますので、皆様も是非ご覧ください。ちなみに私はカワウ、オオバン、ニホンイシガメ、クサガメ、スッポン、アオダイショウ、キイトトンボの写真を提供させて頂いておりますので、これを買って頂ければ、皆様は千葉県の希少生物の状況を知ることができる!私の写真も見られる!そして千葉県はもうかる!という、なんともすばらしい結論に至るのであります。


さて、今日はその中のニホンイシガメ を取り上げます。


今回のレッドデータブック改訂に伴い、ニホンイシガメは「B(重要保護生物)」から「A(最重要保護生物)」へとランクが引き上げられました。これは、河川工事に伴う生息環境の消失や、外来種であるアライグマによる捕食圧が考慮されたためです。改訂されたレッドデータブックには、県内の状況として、「県北部の河川や池沼ではごくまれに捕獲される程度である」という記述もなされていますが、私の調査によると、千葉市内においては、複数の河川で、範囲こそ限られるもののまとまった個体数が生息しています。


ということで私は定期的に、いくつか場所を区切って日光浴しているカメの数と種類をカウントしてみています。この日は、非常に大きなイシガメが砂州で日光浴しているのを見つけました。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110519 千葉市若葉区)


この砂州はよくカメが集まる場所で、このイシガメと3匹のクサガメ、それに7匹のミシシッピアカミミガメが日光浴していましたが、なんとその中で最も大きいのがこのイシガメだったのです。はっきりしたことは言えませんが甲長は20cmを確実に越えています。私は目測の不正確さを補うために、あらかじめこの砂州にちょうど30cmに切った木の枝を2本、こっそり橋の上から落としてあります。それと比べてのことなのでそれほどひどい間違いはないはずです。


しばらく日光を浴びると、おもむろに歩き出し、浅い水の中に入ります。イシガメは頭が小さく、頸が長いです。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110519 千葉市若葉区)


水の中に入ると、背甲が本来の黄金色に輝きます。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110519 千葉市若葉区)


十数秒経つとまた上陸。実に立派な姿のカメで、長い尻尾、背甲の後端のギザギザなどの特徴もよくわかります。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110519 千葉市若葉区)


その後も、しばらく乾かしては水に入り、すぐ出てまた乾かし・・・というようなローテーションを繰り返していました。クサガメに外来種の疑いがかかっている今、関東ではスッポンを除けば在来の淡水カメはこのニホンイシガメだけです。そして私は、ニホンイシガメはどの外来種と比べても一番美しいカメだと思います。


※ニホンイシガメ

環境省レッドリスト・DD(情報不足)

千葉県レッドリスト・A(最重要保護生物)

千葉市レッドリスト・A(最重要保護生物)



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[ 2011/05/20 17:36 ] 爬虫類 | TB(-) | CM(2)
1. 甲羅干し

こんばんは。
私の住んでいる君津市の二級河川小糸川および、公園の池に生息しているカメは、このところ甲羅干しが目だって来ましたがほとんどがミシシッピーアカミミガメですが、スッポンもたまに見かけます。ニホンイシガメが入るかどうか注意して写真を撮ってみたいと思います。
[ 2011/05/20 18:53 ] [ 編集 ]
2. Re:甲羅干し

>りょうちゃんさん
こんにちは。
先日、ブログにもスッポン写ってましたね!
イシガメも十分可能性があると思います。いるといいですね。
[ 2011/05/21 17:43 ] [ 編集 ]
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