ツチガエル

2011.06.18(Sat)

県北部ではほぼ姿を消したツチガエル も、南房総にはまだ、場所によってかなり高密度で生き残っています。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110615 鴨川市)


イボだらけで、つかまえると変な臭いを出すけれど、かわいいカエルです。大きな雌では体長5cmを越えることもあり、実はそんなに小さなカエルではありません。


このカエルが各地で減少あるいは地域的絶滅の一途を辿っているのは、幼虫で越冬するという、その国内産のカエルでは珍しい習性に拠るところが大きいでしょう。何といっても今の田んぼはほとんどが乾田ですから、冬に水を抜かれてはどうにもならないわけです。


千葉市におけるツチガエルは、90年代以降、絶滅したものと考えられています。私は昨年、このブログで、「まだ市内でもどこかに生き残っているような気がしてならない」と書きましたが、一年経って、「やっぱりダメかも・・・」と揺れつつあります。まだいるとしたら、多分、常に湧水が流れ込んでいる湿田や、谷津田の奥のため池のようなところでしょう。しかし、そのような環境自体がどんどん少なくなっている上、そんなところすらだいたいどこもウシガエルやザリガニでいっぱいです。


もし、市内でツチガエルを見たよー、という方がいらっしゃいましたら、こっそりとinaka_jikan@yahoo.co.jp までメールを下さい。ことは重大ですので、手柄を独り占めしたりせず、きちんと公的に報告し、保全に向けて最大限努力させて頂きます。


ただし、ウシガエルの幼体 とはお間違えなきように。


※ツチガエル

千葉県レッドリスト・A(最重要保護生物)

千葉市レッドリスト・X(消息不明・絶滅生物)



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Category: 両生類

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1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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