ホトケドジョウ再び

2011.07.01(Fri)

先日ホトケドジョウを撮影した 、谷津のどん詰まりの集水マスをもう一度調べにいきました。今回はSP800よりもマクロ撮影がしやすくて小さいSX110isを持ち、濡れても大丈夫な靴を履くという万端の準備であります。


くだんの集水マスは地面より1.5mほど掘られております。まるで井戸にでも下りるようにしてその集水マスと水路をつなぐ段差のところにもぐりこみ、じっとしゃがんで待つこと数分。底にたまった堆積物の陰から、ホトケ様が姿を現しました。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110630 千葉市若葉区)


体長6cmほどでしょうか。ナマズの子供のような太短い格好をしており、動きは鷹揚でゆったりとしています。


三面張りの集水マスとはいえ、砂や落ち葉がかなり堆積しており、カワニナがたくさんいます。手を突っ込んでみると水温はかなり低く(ホトケドジョウは高温に弱いそうです)、水深も深いところでは20cmほどあります。落ちたり流れ込むミミズや昆虫が多いようで、水面や水底でもがいているのがいっぱいいます。目が慣れてくると、2、3cmくらいの稚魚が物陰づたいに泳ぎ回っているのも見えてきました。どうやらこの小さなマスだけでかなりの数が生息しているようです。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110630 千葉市若葉区)


やがて、私のカメラの真下に一匹やってきました。

DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110630 千葉市若葉区)


口髭は四対八本。そのうち一対は鼻の穴から生えていてちょっとおかしいです。私は集水マスって大好きで、良さげなところを見つけるとつい覗いてしまうのですが、こういうところは時と場合によっては大変危険で、下りたはいいが上がれなくなったり、足をとられて水路や暗渠に流されたりする可能性があります。この写真を撮った場所だって、懸垂ができなくてかつ小柄な人だったら自力脱出は無理です。それに田舎って、大声を出しても誰にも聞こえない場合もあります。水辺にはくれぐれもお気をつけ下さい。


※ホトケドジョウ

環境省レッドリスト・EN(絶滅危惧ⅠB類)

千葉県レッドリスト・C(要保護生物)

千葉市レッドリスト・A(最重要保護生物)



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Category: 魚類

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1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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