オオフサモ

2011.07.17(Sun)

オオフサモは、元来南米原産ですが、日本に最初に持ち込んだのはドイツ人であったと言われています。それは大正年間のことで、観賞目的だったということです。


以来、関東以西に広範囲にわたって帰化し、繁殖しています。つい最近まで、熱帯魚屋さんなんかで「パロットフェザー」として売られていました(現在では外来生物法に基づき「特定外来生物」に指定されているため、原則として販売や譲渡はできません)。


雌雄異株で、日本にあるものは全て雌株です。しかし、有性生殖できるかどうかとかいうことよりも、そもそもちぎれた切れ端などからも増えるという無限増殖めいた性質を持つので、駆除は非常に困難です。


ここは都川系のとある水路です。約3kmほど、全域にわたって埋め尽くされております。

DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110715 千葉市若葉区)


そもそも、アマゾン原産の水生植物が千葉でこれほどまでにはびこることができるのは、ここでも地球温暖化が関係しています。


水中をのぞくとアメリカザリガニが動き回り、ウシガエルの声が響いています。ここはどこだ!と叫びたくなるほどです。ここでは在来生態系は完璧なまでに失われています。実のところ、これは大変なことなのです。冗談ではないくらい大変なことなのです。


※オオフサモ

特定外来生物



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Category: 水生植物

18:29 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

COMMENT

南風 #79D/WHSg

1. 無題


オオフサモの繁殖力、ダテではありませんね。
私がトンボと遊んでいるフィールドですが、昨年はこのオオフサモで大変でした。
冬場にほとんどを除去したんですが、それと一緒にトンボの卵とかヤゴとかも棄ててしまったのでは・・・そんな状況です。

2011.07.17(Sun) 22:26 | URL | EDIT

tak #79D/WHSg

2. Re:無題


>南風さん
オオフサモは本当に厄介ですね。
これがはびこり出すと水域がこればかりになってしまうし、移動や譲渡が禁止なこともいまいち巷間に徹底されていないことも問題だと思います。外来生物法は、周知徹底あってこその効力だと思います。

2011.07.18(Mon) 18:07 | URL | EDIT

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大島健夫

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1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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