ウスバカゲロウ

2011.07.18(Mon)

ウスバカゲロウは、アリジゴクの成長した姿です。アリジゴクは砂地にすり鉢状の巣をつくり、その底辺にひそんで獲物の小型節足動物を待ち構え、クワガタのような大顎で捕獲して体液を吸い取るという恐ろしい習性を持っていることは皆様ご承知の通りです。餌さえ与えられれば飼うのもわりかし簡単なので、育てた経験のある方も多いことでしょう。アリジゴクは、変態前のアリジゴクでいる間は一切、排泄行為をしないと言われていましたが、最近、千葉県内の小学生(!)がそれに対する反証を発見し、今後通説が引っくり返る可能性があります。


さて、成虫の方はこんな姿です。


DAYLIGHT RAMBLER  DAYLIGHT RAMBLER  

(20110716 千葉市若葉区)


トンボを弱々しくしたようなパタパタした飛び方をし、生息環境も薄暗いところでいかにもはかなげに思えるけれど、実はウスバカゲロウは成虫になってから2週間から3週間ほど生きるそうです。カゲロウと言えば短命の代名詞的な存在で、確かにカゲロウ目の昆虫の中には羽化後数時間ほどしか生きないものもいます。しかし、そもそもアミメカゲロウ目とカゲロウ目は分類学的に全然違う仲間なのです。間違っていたり片面的だったりする情報や概念も、数多く流布するといつの間にかそれが真実として扱われるようになってしまいます。イメージ先行というのは恐ろしいものです。



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大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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