マルボシハナバエ

2011.07.19(Tue)

マルボシハナバエは、体長6~9mmくらい。花によく集まる、なかなかかわいらしい姿のハエです。


DAYLIGHT RAMBLER  

(20110718 千葉市若葉区)


しかし実は、その生活史はけっこう恐ろしいものなのです。マルボシハナバエはヤドリバエの仲間で、雌はチャバネアオカメムシ などに卵を産みつけ、幼虫は生きて動いているカメムシの体内組織を食べながら成長します。さらにこの際、神経系統など生命維持のための器官は避けて体内を食べ、宿主のカメムシをぎりぎりまで生かし続けるのです。


このようなヤドリバエの仲間は、世界中でざっと8500種、日本にも数百種がいるとされています。まだ研究の進んでいない部分が多い分野であり、未記載の種もまだまだたくさんいるようです。



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Category: 昆虫類・ハエ目

18:13 | Comment(2) | Trackback(-) | EDIT

COMMENT

あしゅりん #79D/WHSg

1. 多重連鎖


ヤドリバエやヤドリバチって本当に多いですよね。
以前、カメムシの卵を撮影したら、極小のハエが卵の上にとまっていました。あれもおそらくヤドリバエの一種だったのでしょう。
中には、ヤドリバエに寄生するヤドリバエに寄生するヤドリバエもいるそうですが、やはりかなり有効な戦略なんでしょうね。

2011.07.20(Wed) 10:58 | URL | EDIT

tak #79D/WHSg

2. Re:多重連鎖


>あしゅりんさん
寄生のシステムも多様でおもしろいんですよね。このマルボシハナバエなんかは、カメムシの出すフェロモンを頼りに成虫に卵を産みつけるそうです。

「ヤドリバエハンドブック」なんてあったらちょっと欲しいですよね(笑)。

2011.07.20(Wed) 18:23 | URL | EDIT

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プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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