アシナガムシヒキ

2017.06.08(Thu)

ガガンボのように脚が長く、それでいながら胴体部分はいかにもムシヒキアブというたたずまいのこの虫。その実態はやっぱりムシヒキアブの仲間で、名前もそのまんまの「アシナガムシヒキ」です。

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(20170607 富津市)

こんなふうに脚を一本上げて静止しているのはこの虫の特徴だそうで、なんだか手招きしているように見えますね。ムシヒキアブですから当然他の昆虫を捕える肉食で、この長い脚も、獲物を捕食する際には役に立つのかもしれません。この虫もまた、里山のハンターのひとりです。

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Category: 昆虫類・ハエ目

11:53 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

アカイラガ

2017.06.07(Wed)

開張1.5cmから2cmほど。ガなのはわかりますが一見して何の仲間のガなのかちょっとわかりかねるこのガ。イラガの仲間のアカイラガです。

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(20170602 千葉市若葉区)

幼虫はいわゆる広食性で、様々な広葉樹や草の葉を食べて成長します。幼虫には毒針毛があり、イラガですから刺されるとけっこう痛いのでお気をつけください。成虫には毒はありません。ついでに言うと成虫には毒だけでなく口もなく、何も食べず飲まず、繁殖行動を終えると静かに死んでゆくのです。

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Category: 昆虫類・チョウ目

21:49 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ヒシモンナガタマムシ

2017.06.06(Tue)

体長わずかに5~8mmほど。この植物片じみた小さなヒシモンナガタマムシも、立派なタマムシ科の虫です。

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(20170531 千葉市若葉区)

鞘翅には確かに菱形の紋があります。ケヤキやエノキにつく虫で、秋に成虫が生まれそのまま成虫で越冬するという生活史を持っているということですから、この写真の虫は昨年の生まれということになるのでしょうか。この後、カメラの気配を察知してポトリと地面に落ちていき、もう探すことはできませんでした。

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Category: 昆虫類・甲虫目

21:44 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

マエキトビエダシャク

2017.06.03(Sat)

開張は2cmから3cmほど。焦げ茶色の翅の前縁に黄色い波状の模様が広がるマエキトビエダシャクは、なかなか美麗なシャクガです。

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(20170531 茨城県鹿嶋市)

名前の「マエキ」というのは「前黄」ですから、これはなるほど体を表していますね。幼虫の食草はイヌツゲやアオハダなどのモチノキ科の植物で、平地から山地まで幅広く分布しています。日本固有種です。

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Category: 昆虫類・チョウ目

11:29 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

タカサゴキララマダニ

2017.06.02(Fri)

動物調査ミッションからの帰り道。コンビニに寄って車を降りようとすると、ジーンズの腿のところにでっかいマダニが食いついているのに気づきました。

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(20170530 袖ヶ浦市)

さすがに一瞬、ぎくりとしました。このダニはタカサゴキララマダニといい、東南アジアから関東地方以南にかけて分布する南方系のマダニです。森林や藪などに生息し、幼虫、若虫、成虫の三段階でそれぞれ異なる動物から吸血します。これは立派な成虫ですから、その宿主はイノシシやシカ、あるいは人間のような比較的大型の動物です。この日の午後のどこかで私に取りつこうとして、ジーンズにとりついてしまったのでしょう。

こうしたマダニに咬まれた時、慌てて手で引っ張ったりすると口器だけが体に残ってしまって後がよろしくないことになるのですが、ダニ取り用のピンセットもアルコール綿も持ってませんでしたし、だいいち食い入っているのは私の皮膚ではなく布地なので、慎重に指でつまんで外します。物凄くしっかり咬みついており、そうとう力が要ります。薄くて固い体も独特の触感です。

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(20170530 袖ヶ浦市)

ご覧のように、その体長は7mmに達するほど。ダニというとなんとなく顕微鏡的な大きさの生き物と思っていらっしゃる方も多いことでしょうが、マダニはかなり大きく、このタカサゴキララマダニの場合、十分に吸血すると25mmほどにまでふくれるのです。こんなものに刺されたら、それは虫刺されというよりはもはや怪我のカテゴリーですね。様々な病原菌を媒介することもあるので、その点も注意が必要です。これからの季節、野外を歩く皆様はこういったものと遭遇する確率も高まってまいります。もしも刺されてうまく外せなかったり、外すのが怖かったり、何か症状が出たような場合は迷わず皮膚科に行きましょう。

Category: 鋏角類

22:00 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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