クロジ

2017.12.17(Sun)

クロジは、房総半島では冬鳥です。山中の道沿いで、落葉の中をつついて採餌している雄と出会いました。

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(20171216 千葉県)

同じホオジロ科のアオジに対して、こちらは黒っぽいので「クロジ」。山地の林に生息し、種子をつついたり昆虫を食べたりして暮らしています。房総半島における分布は、どこにでもいるアオジと比べるとぐっと局所的かつ個体数も多くなく、千葉県のレッドデータブックには「D(一般保護生物)」として記載されています。

※クロジ
千葉県RDB・D(一般保護生物)


Category: 鳥類

11:16 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ナミテントウの変った模様

2017.12.04(Mon)

ナミテントウには、一見して同じ種類には思われないほど、実に様々な模様の変異があります。こちらにその模様の色々をまとめてありますが、この日はカメノコテントウの項で述べたように大量のナミテントウが日当たりの良い林縁に乱舞しており、写真を撮っていると口や鼻に入り込むほどでした。そんなわけで、これまであまり馴染みのなかった、あるいは写真を撮ったことがなかったパターンのテントウムシにも出会いましたので、以下に紹介いたします。

◎黒斑の大きい紅紋型。
20171129IMG_9748.jpg
(20171129 千葉県)

◎黒地に赤の多紋型
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(20171129 千葉県)

◎六紋型
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(20171129 千葉県)

◎多紋型の遺伝子が働いたのか、ちょっと不思議な模様
20171129IMG_9741.jpg
(20171129 千葉県)

◎一見キイロテントウのような無紋型
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(20171129 千葉県)

違う斑紋のナミテントウ同士でも、当然に交尾が成立するため、多数のテントウムシをチェックしていくと、大袈裟に言えば無限の模様の変異がありうるわけです。これからも変った模様のナミテントウを見つけたら、随時アップしていきたいと思います。

▽ナミテントウに関する過去の記事
ナミテントウの羽化 2010.6.26
ナミテントウの交尾 2010.2.16
ナミテントウ・今年もいろいろ 2009.5.27
ナミテントウ(黒地に黄色四紋型) 2008.7.1
ナミテントウ(オレンジに黒斑型) 2008.6.30
ナミテントウの羽化 2008.6.29
ナミテントウいろいろ 2008.6.23
ナミテントウ 2008.5.26

Category: 昆虫類・甲虫目

13:46 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

カメノコテントウ

2017.12.02(Sat)

体長が11~13mmにも達する美しい巨大なテントウムシ・カメノコテントウは、北総・南総問わず、県内では極めて減少している印象を受けます。

この日は、林縁のスギの木の幹に大量に集まっていたナミテントウに混じって、久しぶりに姿を見ることができました。

20171129IMG_9731.jpg 20171129IMG_9738.jpg
(20171129 千葉県)

カメノコテントウは、ナミテントウに混じって越冬することも多いようですから、これからこのあたりの樹皮の下か何かで冬眠に入るのでしょうか。肉食性テントウムシの中にあって、カメノコテントウはアブラムシを餌とせず、クルミハムシやドロノキハムシ、ヤナギハムシなどの幼虫を食べるという性質を持っています。これらのハムシは名前の通りクルミやドロノキ、ヤナギなどにつきます。それらの樹木が近くになければ、なかなか見つけることは難しいのです。

▽カメノコテントウに関する過去の記事
カメノコテントウ 2008.5.4

Category: 昆虫類・甲虫目

23:09 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ホソミオツネントンボの越冬型

2017.12.01(Fri)

暖かかったこの日。林縁にはたくさんのホソミオツネントンボが飛び交っていました。もう、鮮やかなブルーの個体はいません。みなくすんだ褐色をしています。

20171129IMG_9705.jpg
(20171129 千葉県)

ホソミオツネントンボは年に二度、発生します。夏に生まれた個体は成虫のままで越冬し、春が来ると雄は鮮やかなコバルトブルー、雌は水色に変化し、繁殖行動を行なって死にます。そして夏型が誕生し、こちらも秋までに死にますが、その前に越冬型を生み出すというわけです。

この写真の雌も、これから冬を乗り越え、来年、田んぼに水が入る頃に誰かと出会うのでしょうか。ホソミオツネントンボの「オツネン」が、漢字だと「越年」であるゆえんです。生き物たちの冬は、常に春の要素を含んでいます。

▽ホソミオツネントンボに関する過去の記事
ホソミオツネントンボの産卵・2014年 2014.4.23
ホソミオツネントンボの産卵 2013.5.10
越冬明けのホソミオツネントンボ 2013.3.31
ホソミオツネントンボの未成熟個体 2010.7.9
ホソミオツネントンボ 2009.5.7

Category: 昆虫類・トンボ目

20:38 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ヨツボシモンシデムシ

2017.11.30(Thu)

動物の死骸に集まるシデムシの中でも、このヨツボシモンシデムシはわりあい鮮やかな色彩をしています。

20171129IMG_9663.jpg
(20171129 千葉県)

鞘翅にはオレンジ色のダイナミックな横帯が二列入り、よく見るとおでこのあたりには赤い斑紋があります。体長は1.5cmほどでしょうか。

このヨツボシモンシデムシは、夫婦そろって幼虫の世話をするという珍しい性質も持っています。房総半島では全域に生息していますが、多くの地域ではそれほど多く見かけません。その理由は、ひとつには夜行性であるということです。この派手な虫が夜な夜なせっせと動物の死骸を分解していると思うと、なんだかいとおしさに似たものを感じてしまいますね。

Category: 昆虫類・甲虫目

15:51 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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まで送っていただけると幸いです。

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