セスジシミ

2017.09.03(Sun)

灯火観察から帰ったら宿舎にいた虫シリーズ。ヤマトシミだけどなく、こんなシミもいました。

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(20170823 袖ヶ浦市)

背中に縦縞模様があり、ヤマトシミより少し大きく、付属肢が長いのでなんだかもしゃもしゃした感じがします。どうやらセスジシミのようです。これは元来はヨーロッパ原産で、現在では世界中に拡散している種です。ここでは室内ではなく、縁側をうろうろしていました。

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Category: 昆虫類・シミ目

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ミヤケミズムシ

2017.09.01(Fri)

灯火観察から宿舎に帰ったら室内にいた虫シリーズ、第二弾です(←続くらしい)。

どこかの隙間から入り込んできたらしく、畳の上にこんなのが降りてきました。

20170823IMG_8755.jpg
(20170823 袖ヶ浦市)

カメムシ目のミズムシ科であることは見れば一目瞭然です。体長を測ると8.5mm。このサイズと、背中の模様からミヤケミズムシとわかりました。県内で見るのは初めてです。灯火にも飛来するということですので、それで入り込んできたのでしょう。

ミヤケミズムシは抵水植物の多い溜め池などに生息するミズムシで、そのような環境の荒廃・消失に伴い各地で減少を続けています。環境省のレッドデータブックでは「NT(準絶滅危惧)」、千葉県以外の南関東の各県のレッドデータブックにもそれぞれ記載されています。この夜の出会いはちょっとした驚きでした。

※ミヤケミズムシ
環境省RDB・NT(準絶滅危惧)


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Category: 昆虫類・カメムシ目

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ヤマトシミ

2017.08.31(Thu)

昨日まで、23日夜の灯火観察で出会った虫を紹介してまいりました。家に帰るまでが何とやら、とよく申しますが、その23日の夜、宿舎に戻るとそこにいたのがこいつです。

20170823IMG_8751.jpg
(20170823 袖ヶ浦市)

シミです、シミ。紙魚と書いてシミ。障子だの和紙だのの表面を食べることからその名があります。この写真のはどうやら「ヤマトシミ」のようです。

体長は1cmばかり。体の両サイドに脚がいっぱいあるように見えますが、これは「腹肢」というもので、本当の脚は他の昆虫と同じ3対6本です。腹肢があるのは、この虫が原始的であり、かつて多足類などと同じ先祖から派生してきた昆虫類の先祖をの特徴を残しているものだと考えられています。無変態で、幼虫・成虫の別なく生涯脱皮を繰り返し、その一生を通じてその姿はあまり変わらず、翅がなく飛ぶこともできない、など、いずれもやはり原始的な特徴です。4億年以上前と言われる昆虫出現時の形態を残すこのシミ。家屋の隅っこなどでひっそり暮らしています。

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Category: 昆虫類・シミ目

16:08 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

ワタノメイガ

2017.08.30(Wed)

23日に灯火にやってきた虫たちシリーズ、今日はワタノメイガです。

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(20170823 袖ヶ浦市)

白地に濃い褐色の複雑な模様がよく目立ちます。幼虫の食草がワタ、フヨウ、ムクゲ、オクラなどであることからその名がついています。とりわけ、しばしばオクラの害虫として扱われ、葉っぱをぐるぐる巻いてその中から食害することから「葉巻虫」とも呼ばれます。ツトガ科の中でもノメイガ亜科は非常に種類が豊富で、日本国内だけで数百種に及びます。その生態もまた、多様性に富んでいるのです。

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Category: 昆虫類・チョウ目

19:24 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

カワラゴミムシ

2017.08.29(Tue)

23日に灯火にやってきた虫シリーズ、今日はカワラゴミムシの登場です。

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(20170823 袖ヶ浦市)

サイズもプロポーションもカラーリングもテントウムシに似ています。しかし、よく発達した大顎と長い脚は、テントウムシにはない特徴です。

この大顎が示す通り、他の昆虫を捕えて食べる肉食です。ふだんは河川や湖沼、海岸の砂浜といった砂礫地の物陰に隠れており、夜になると活動するのです。日本に生息するカワラゴミムシ科の昆虫はこれ一種。河川の護岸工事などによって、県北部では減少しつつあります。カワラゴミムシは千葉県のレッドデータブックでは「C(要保護生物)」にランクされていますが、他にも様々な都道府県のレッドデータブックに掲載されています。

※千葉県RDB・C(要保護生物)

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Category: 昆虫類・甲虫目

18:59 | Comment(0) | Trackback(-) | EDIT

プロフィール

大島健夫

Author:大島健夫
1974年11月20日生まれ。千葉生まれ千葉育ち。美浜区在住。

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まで送っていただけると幸いです。

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